育成助成団体活動内容

2020年度育成助成団体活動内容


A-02 東海日本語ネットワーク

東海日本語ネットワーク
〈主な活動内容〉
 「だれでも日本語が学べる地域にしたい」という思いを込めて、名古屋市内の日本語教室紹介マップを作成しました。地域に日本語を学ぶ場があることを外国人住民に積極的に伝え、活用していきたいと思います。 QRコードを読み取ると地域の日本語教室紹介ページにアクセスできます。このマップを外国人住民が直接利用する行政窓口に置いていただき、多くの外国人住民の手に届くことを期待したいと思います。


A-09 ダブルケアパートナー

ダブルケアパートナー
〈主な活動内容〉
 育児と介護が重なるダブルケア当事者向けの、実践的な知識や情報の学びを目的とした「ケア力UP講座」、近い将来ダブルケアに直面する可能性のある地域住民向けの、ダブルケアについての学び、ケアを想定した備えを促すための「ケア活講座」を柱に、個人の自助力向上を目指した活動を展開しました。 ケア活講座を受講された方には、ケア活パートナー認定の証としてグリーンリングをお渡ししました。


A-12 全国こども福祉センター

全国こども福祉センター
〈主な活動内容〉
 児童相談所や福祉施設などを利用しない、公的支援に繋がらない子どもたちを対象としたアウトリーチ活動を、当事者の子どもたちと続けてきました。国内で子どもの声を聴く活動は、社会的養護(要保護児童)出身者に偏っています。 保護未満、福祉の対象とならない子どもたちの声を拾い上げ、広く社会に届ける機会として、二回の公開シンポジウムを開催。100名以上の参加者に対して、子どもたちの声を届けることができました。


A-15 After the Rain

After the Rain
〈主な活動内容〉
 After the Rainは自死遺族支援のための市民団体です。私たちは大切な人を自死で亡くしたご家族・友人・恋人・同僚・同級生などに寄り添い支援するために活動しています。毎週火曜日の夜22時~朝4時までナビダイヤルとLINEによる電話相談を行っています。 今回の助成事業は、その相談員等のスキルアップのための研修をオンラインのみで行いました。今後も、自死遺族支援のためのさまざまな活動を行う予定です。


A-17 コネクトスポット

コネクトスポット
〈主な活動内容〉
 社会的に孤立している当事者が地域とつながるきっかけとしてワークショップを開催しました。内容としてはアート・農業・整体など様々な技術を持った地域の応援者を講師に招いて自己表現ができる場づくりをしています。 参加した当事者の方々からは自分のことを知ったり、人との交流を得られたりする体験の場になったと感想をもらっています。また講師が関わるお店や活動にも興味を示して参加する方もいて地域の居場所が広がっていくのを感じました。


A-19 仕事と治療の両立支援ネット-ブリッジ

仕事と治療の両立支援ネット-ブリッジ
〈主な活動内容〉
 治療がひと段落して復職しようとする時、必要なのは職場の理解と配慮です。私たちブリッジは、医療機関内で患者さんの両立支援をする過程で、治療を経て心身の変化のある労働者を受け入れる企業の側にも悩みや困りごとがあり、支援が必要であることに気づきました。 2020年度の助成事業では、企業がともに学び合う「がんアライ部名古屋」の開催(年2回)、両立支援の現状や支援内容を紹介するパンフレットの作成を行い、地域における企業の取り組みの基盤づくりに努めました。


A-24 チャイルドラインぎふ

チャイルドラインぎふ
〈主な活動内容〉
 「チャイルドラインぎふ」が18歳までの子どもの声を聴く電話での活動を始めたのは18年前。今、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化し、SNSでのつながりが電話よりも身近なものになっています。 オンラインチャット相談を開設する準備として、今回の助成事業でIT環境を整備し、「オンラインチャット相談の概要」「情報リテラシーの基礎」を学びました。今後も研修を進めて、子どもたちが電話でもチャットでも選択できる環境づくりをめざしています。


A-26 扶桑町ボランティア団体笑夢

扶桑町ボランティア団体笑夢
〈主な活動内容〉
 「年齢・性別・能力にかかわらず、だれでも参加できる居場所としてのサロン」を作るために、「絹工房笑夢」を立ち上げ、自力で資金作りができる仕組みの構築を目指しました。 主に障がい者のアートと高齢者の手仕事をコラボさせた作品の販売活動に取り組み、「アートでわくわく♥心の出会い」のイベントで作品の展示販売を3回、「絹工房笑夢」として2回の販売ができました。通販サイト「creema」でも5の評価を163件頂きました。


A-27 希望の光

希望の光
〈主な活動内容〉
 外国人児童生徒の学習機会の改善・向上を図る学習支援をするための研修事業を展開しました。母語に基づいた日本語の習得を目指し、子供たちに関わる支援者・保護者などのすべての方々を対象に、オンラインで研修会やワークショップを開催しました。 全ての研修などで特に重要だった内容をインターネットにて公開しています。外国人支援者や保護者向けの外国語での情報が不足する中、外国人児童生徒に関わる情報をまとめて届けることができたことには大きな意義がありました。


A-28 PROUD LIFE

PROUD LIFE
〈主な活動内容〉
 LINE等のSNSが日常的なコミュニケーション手段として普及する中、若い世代を中心に「通話は苦手」という人も増えてきました。そこで、これまで当法人が実施してきた、セクシュアル・マイノリティの電話相談「レインボー・ホットライン」に、LINEによるSNS相談を導入することにしました。 助成期間の前半で研修等の準備を行い、10月よりLINE相談を実施しました。相談者の7割が10代・20代であるなど、これまで以上に幅広い層からの相談に対応できるようになりました。


A-31 ぎふハチドリ基金

ぎふハチドリ基金
〈主な活動内容〉
 これまで実施してきた助成プログラムを見直し、団体や寄付者の思いを聞いて、改善していく事業を実施しました。 助成事業を振り返り、団体へのアンケート調査とオンラインヒヤリング、寄付者・支援者へのアンケート調査をしました。その結果、現助成プログラムの特長や課題を把握し、他の助成財団のアドバイスも受け、今後の改善の方針と計画を立てることができました。本事業の成果をまとめた報告書を作成、関係者に配布しました。


B-04 名古屋おやこセンター

名古屋おやこセンター
〈主な活動内容〉
 保護者の病気や親子関係の不調などで、保護が必要な子どもが一時的に生活する施設が児童相談所一時保護所です。集団生活で原則外出禁止という環境で、ワクワクする芸術鑑賞体験事業を実施しました。 今年度は計画変更し、児童養護施設・母子自立支援施設でも開催しました。


B-09 ファミリーステーションRin

ファミリーステーションRin
〈主な活動内容〉
 2020年度は訪問型育児家事支援事業を中心にきめ細やかな支援システム作りに取り組みました。感染予防対策を実施し、支援者向けの講座を開催。新規スタッフの養成と現スタッフのスキルアップを行いました。その結果、新規スタッフが2名養成され、訪問支援ができる家庭数を増やすことができました。 これまでの実績により、来年度は他市町(2か所)から訪問型支援事業の委託があり、既に依頼も入っています。今後も個別の家庭の状況に応じた多様な支援の実現に向けて力を尽くしていきます。


B-11 セカンドハーベスト名古屋

セカンドハーベスト名古屋
〈主な活動内容〉
 母子生活支援施設や児童養護施設、自立援助ホーム等の社会的養護の施設と連携して、企業・個人から寄付いただいた食品を、施設を退所した子どもや母子家庭へ届けています。 この食品は施設と退所した方との継続的な関係づくりにも役立っています。2020年度助成事業により、2020年6月から2021年2月の間に、17施設を通して施設を退所した方へ毎月1箱、 延べ483世帯へ食品の詰合せ(お米5kgと缶詰や調味料7~8kg)を提供することができました。


B-15 まちづくりスポット

まちづくりスポット
〈主な活動内容〉
 お試し移住拠点整備事業では、飛騨地域の宿泊事業者や空き家・空き部屋の家主と協力し、移住を考えている人が、検討段階で地域の人とコミュニケーションがとれる機会を持てるような場を、飛騨地域各所に作る準備をしています。 本事業は、移住希望者と地元の人とが知り合うためのプロジェクトです。今年度は、受け入れる地域住民に向けた講演会・視察ツアー・勉強会を開催し、実際に移住希望者の受入れを実施。移住希望者や地域の協力者を募るためのホームページを開設しました。http://machispo.org/choihida/


B-18 名古屋難民支援室

名古屋難民支援室
〈主な活動内容〉
 全国で関東の次に難民認定申請者数が多い東海地域において、彼・彼女らが適切かつ迅速に保護されるよう、当団体の相談者からの聴き取り内容をもとに、①事務局内部及び外部の専門家を交えた事案検討会議、 ②右会議を踏まえたフォローアップ、③出身国情報収集のためのボランティア育成、④出身国情報の整理と翻訳作成を実施し、難民該当性の判断を的確に行うと共に、その判断に必要な追加聴き取り事項や証拠書類等を明確にしました。


C-02 ささえあいのまち創造基金

ささえあいのまち創造基金
〈主な活動内容〉
 3人の若手スタッフが研修を受けながら共同作業で四日市市の市民活動団体を取材し、広報用動画とパンフレットを作成しました。広報力を強化するツールとして今後活用していきます。 また、経験豊かなNPOから市民活動の重要なテーマについて対話を行い「市民活動の手引き」としてまとめました。次年度以降は作成したものを活用し、企業・NPOに働きかけを行います。



C-06 泉京・垂井

泉京・垂井
〈主な活動内容〉
 SDGs非営利コンサルティング事業を組織の基幹事業とするために、組織運営・資金管理の専門家の面談を受けて資金繰り表を整備しました。過去のSDGs関連事業の成果をとりまとめたうえで、本事業の営業ツールをバナナペーパーで作成し、市町村・教育機関・企業に配布しました。 SDGsのオンライン講座、オンラインスクーリング、フィールドワーク研修などを実施することを通じて内部人材を育成し、協働団体の若手スタッフの人材育成にも寄与しました。

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