通帳・キャッシュカードの
盗難・偽造

なりすまし なりすまし他人のふりをして活動すること。
その人であるようなふりをする
こと。 や、すり、車上荒らし等の不正行為によってキャッシュカードや通帳等をとられ、預金を引出す手口です。
暗証番号を生年月日から推測されたり、通帳裏表紙の印影から偽造されたりすることで、最終的に預金が引出されています。

近年非常に被害が多い詐欺です。警察官や銀行協会、最近では大手百貨店等の職員を装って被害者に電話をかけ、嘘の説明でキャッシュカードをだましとったりする詐欺です。

警察官や銀行協会の職員などを装って、電話があります。
警察官などと偽って被害者に電話をかけ「キャッシュカード（銀行口座）が不正に利用されている」「預金を保護する手続きをする」などの名目で、キャッシュカード等を準備させたうえで、キャッシュカードをすり替えるなどして盗みとる手口です。

電話での説明後に、直接自宅を訪れカード等をとられます。
私服警察官等に なりすまし なりすまし他人のふりをして活動すること。
その人であるようなふりをする
こと。 た犯人が自宅を訪れ、被害者が目を離しているすきに、あらかじめ用意しておいた偽のカードと本物のカードをすり替え、被害者が気づかないうちに口座から現金を引出してしまいます。

空き巣が自宅に入り、通帳・印鑑・キャッシュカード等を盗む、電車内や駅のホームで居眠りや泥酔時、またはスリや車上荒らしなどで、カバンや財布ごとキャッシュカード等を盗まれます。他にも、スポーツクラブやスーパー銭湯等のロッカーのピッキングによりカードなどが盗まれます。

電車内や駅のホームで居眠りや、泥酔時にはご用心。
空き巣が自宅に入り、通帳・印鑑・キャッシュカード等を盗まれるだけでなく、電車内や駅のホームでちょっと居眠りをしている間に、少し目を離したすきにカバンや財布ごとカード等を盗まれます。泥酔しているときはさらに狙われやすくなるため注意が必要です。

セーフティボックスなどを利用する際にも、注意が必要です。
スポーツクラブ等で貴重品を預けるセーフティボックスやロッカーなど、鍵をかけているから大丈夫と貴重品を置きっぱなしにしがちですが、暗証番号を盗み見されたり、ピッキングによりカードやカバンごと盗まれることがあります。

キャッシュカードの磁気データ等を盗みとるスキミング スキミングカードの磁気ストライプに記録された情報を「スキマー」と呼ばれる装置で読み取る犯罪のこと。 により、キャッシュカードを偽造し、預金が不正に引出される犯罪です。

鍵のかかるロッカーでもピッキング等により開錠。
ピッキング等でロッカーやセーフティボックスなどの鍵を開けられ、キャッシュカードを一時的に持ち出し、スキミング スキミングカードの磁気ストライプに記録された情報を「スキマー」と呼ばれる装置で読み取る犯罪のこと。 によりキャッシュカードを偽造されます。

情報だけ盗難されるため、被害発覚が遅くなりがちです。
スキミング スキミングカードの磁気ストライプに記録された情報を「スキマー」と呼ばれる装置で読み取る犯罪のこと。 は、盗難と異なり、情報だけを盗まれカード自体は元に戻されるため、被害発覚に気づかず、多額の請求等によりはじめて気づくことになります。

• 電話の相手に名前、部署などを聞き、実在の人物かを確認しましょう。
• 警察官や銀行員が電話や店舗外で暗証番号を尋ねること、キャッシュカードを預ることはありません。また、暗証番号やキャッシュカードを送るよう依頼する郵便物を送ることもありません。

• カード等の貴重品類が入ったカバンなどは、他人に渡すことはもちろんのこと、少しの間でも手放さないように常に携行しましょう。
• 暗証番号がわかるようなメモや書類などは、カードとともに保管・携行しないでください。

• ロッカーやセーフティボックスなど、銀行の取引以外で暗証番号を設定する場合は、キャッシュカードの暗証番号を使わないようにしましょう。
• 暗証番号は推測されにくい番号にしましょう。生年月日、自宅住所・地番・電話番号、勤務先電話番号、携帯電話番号、自動車ナンバー等は推測されやすい番号ですので、暗証番号・パスワードには使用しないでください。

なりすまし
インターネット上で第三者が別の人になりすまして不正行為を行うことを言います。なりすましの行為は、大きく2種類。一つは、不正アクセスをして犯罪行為を行うなりすまし行為です。このなりすましはインターネットバンキングに不正ログインするなどの手口で行われることが多く、金銭目的である可能性が高いといえます。
もう一つは、SNSなどで他人のアカウントを乗っ取って勝手に投稿をするというなりすまし行為です。このタイプのなりすましは、嫌がらせ目的で行われるケースが多く見られます。

スキミング
カードの磁気ストライプに記録された情報を「スキマー」と呼ばれる装置で読み取る犯罪を指します。
スキマーとは、データを不正に読み取る目的で使われる機器のことです。よく知られているのはカードリーダー型で、挿入したキャッシュカードなどの情報を不正に読み取ります。主にATMのカード挿入口に設置されますが、機械の本体に似せて巧妙に作られているため、存在に気づかずにカードを挿入してしまう恐れがあります。