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ろうきんの概要・組織図

ごあいさつ

伴に歩み 共に生きる、東海ろうきんは、働く人たちの生涯に寄り添い、豊かな生活の実現をめざします。
理事長 土肥 和則

日ごろより東海ろうきんをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

2021年度は、第9 期中期経営計画(2020年度~2024年度)の2年目として、長期ビジョンである『伴(とも)に歩み 共(とも)に生きる 働く人たちの生涯に寄り添い続ける福祉金融機関』となるため、会員の皆さまのご協力のもと、①働く人たちの生涯に亘って持続可能な〈ろうきん〉らしい資産形成支援の確立、②「いつでも、どこでも、だれにでも」利用可能な利便性の高い金融サービスの提供、③ライフプランニングの基盤となる世代に応じた金融リテラシーの供給の3点を中心に、会員・お客さまとのより一層の信頼関係を構築するべく、各種施策に取組んでまいりました。

具体的施策のひとつとして、商品面では、お客さまにとって利便性が高くライフステージに応じた魅力ある商品となるよう預金商品ラインナップの見直しや、生涯取引につなげることを目的とした住宅ローンの制度改定を実施いたしました。東海ろうきんをメインバンクとして長くご利用いただき、お客さまの将来に向けた資産形成に資する商品制度にするとともに、お客さまに長く愛されることが、東海ろうきんの経営基盤強化であると考え取組んでまいりました。
また、お客さまの多様な金融ニーズに幅広く対応するため、専門知識を有した職員「ろうきんFC(ファイナンシャル・コンシェルジュ)」を中心に、お客さま本位の最適な金融サービスを提案実践できる人材の育成に努めてまいりました。各種研修やセミナーの開催にあたっては、新型コロナウイルスの感染予防に配慮しながら、より多くの方にご参加いただけるようにするため、Webを積極的に活用した開催方法の転換を進めることができました。

国内では、新型コロナウイルスの影響が継続したものの、ワクチン接種の進展によって、感染・重症化率を抑えながら社会経済活動の再開・活性化を目指した「Withコロナ」の発想のもと、国内景気は持ち直しの兆しを見せ始めています。反面、ウクライナ情勢の緊迫化による原材料価格の高騰など、交易条件の悪化が消費者物価に影響を及ぼし始めている点には留意する必要があります。
今後の企業収益や家計の悪化が懸念されるなど、勤労者を取り巻く環境は未だ不安定な状況が継続していることから、生活応援運動の実践による勤労者のセーフティネットとしての機能発揮と、事業を通じたSDGsの達成に向けて取組を継続していく必要があります。

第9期中期経営計画は、2022年度より後半3ヵ年を迎えました。本年度はこれまで実践してきた中期経営計画に対する中間総括を経て、勤労者を取り巻く様々な課題と、東海ろうきんの現状を組織全体でしっかりと認識し、その解決とさらなる飛躍に向けて踏み出していく重要な1年となります。
東海ろうきんは、「資産形成支援」「利便性の高い金融サービスの提供」「金融リテラシー供給」を通じ、勤労者にもっとも身近でもっとも頼りになる協同組織の福祉金融機関となるために、役職員一人ひとりがそれぞれの立場で主体的に考え、行動いたします。そして、会員・お客さまとの信頼関係をより一層強固なものとし、勤労者の生涯にわたる豊かな生活の実現に貢献してまいります。
皆さまには、今後ともより一層のご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

2022年7月

東海ろうきんの概要

本店 愛知県名古屋市中区新栄一丁目7番12号
出資金 53億円
常勤役職員数 657名
店舗数 41店舗(バーチャル店舗含む)
会員数 4,793会員(うち団体会員数3,080会員)
間接構成員数 1,365,407人
主要勘定 預金(譲渡性預金を含む) / 2兆464億円
貸出金(住宅ローン証券化分を除く) / 1兆5,983億円
経常利益 / 48億円
当期純利益 / 35億円
有価証券 / 1,313億円

組織図