東海ろうきんのSDGs
〈東海ろうきん〉では、「ろうきんの使命」、
「CSR活動」の双方を通して、SDGs達成をめざします。
「SDGs」とは
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標です。「貧困をなくそう」や「飢餓をゼロに」など17のゴールと、そのゴールごとに設定された169のターゲット(個別目標)で構成されています。世界的にその重要性が認識され、日本でもその積極的な推進が期待されています。
ろうきんとSDGs
〈ろうきん〉は、1950年の誕生以来70年近くに渡り、一貫して勤労者に寄り添い、その生活を金融の面からサポートしてきました。2015年度には2025年までの10年間で〈ろうきん〉がめざす姿を描いた「ろうきんビジョン」を策定し、高金利カードローン借換えによる勤労者の可処分所得向上や、非正規雇用の勤労者への融資、行政と連携した失業者への就労支援、金融経済教育の推進など、勤労者の生活向上や、就労・社会参加、経済的自立のための支援に取組んできました。SDGsのスローガンである「誰一人取り残さない」や、すべての人々が必要な金融サービスにアクセスでき利用できる状況をめざす、いわゆる「金融包摂」の考え方は、〈ろうきん〉の設立経過や理念、ビジョンと合致するものです。
ろうきんSDGs行動指針の策定
〈ろうきん〉では、SDGsの17ゴール実現に向けた取組を展開するにあたり、2019年3月に「ろうきんSDGs行動指針」を策定しました。ろうきん運動を通じた勤労者の生活向上という〈ろうきん〉の使命を徹底追及することを通じて、SDGs達成に貢献していきます。
ろうきんSDGs行動指針
「労金運動」のさらなる推進・強化
〈ろうきん〉は、「ろうきんの理念」とそれを実現するための「ろうきんビジョン」に基づき、勤労者のための非営利の協同組織金融機関として、勤労者の生涯にわたる生活向上のサポートに取組んでいます。〈ろうきん〉は、こうした活動をさらに強化・徹底し、勤労者を取り巻くさまざまな社会的課題の解決に取組むことを通じて、SDGsの達成をめざします。
労金運動やESG投資の実践を通じた
「意志のあるお金」による社会的好循環の創造
〈ろうきん〉は、勤労者の大切な資金を、勤労者自身の生活向上のための融資や、社会や環境などに配慮したESG投資などに役立てる ことを通じて、持続可能な社会の実現に資するお金の流れをつくりだしていきます。
会員労働組合などの団体との「ネットワーク」の拡大
〈ろうきん〉は、労働組合・生活協同組合などの会員や労働者福祉に関わる団体、協同組織・NPO・社会福祉法人・社団・財団などの非営利・協同セクター、自治体などとのネットワークを強化し、連携して地域における福祉・教育・環境・自然災害などの社会的課題の解決に取組んでいきます。
SDGsの達成に貢献する労金運動への「共感の輪」の創造
〈ろうきん〉は、SDGs達成に向けたさまざまな取組みやその成果を発信し、〈ろうきん〉を利用することがSDGs推進につながっていくことを会員や勤労者など広く社会に伝えることにより、SDGs達成に向けた共感の輪を広げていきます。