東海労働金庫ディスクロージャー2024 CSR編
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あるべき姿多様化するニーズに質の高い金融サービスの応え続けられる人材の育成働く人たちの生涯パートナーいつでもどこでもだれにでもやりがいと活気ある組織全職員をFCへ経営目標働く人たちの生涯に亘って持続可能な〈ろうきん〉らしい資産形成支援の確立「いつでも、どこでも、だれにでも」利用可能な利便性の高い金融サービスの提供ライフプランニングの基盤となる世代に応じた金融リテラシーの供給利便性向上●生活応援運動を通じた〈ろうきん〉らしい資産形成支援●チャネルの拡充による利便性の高い金融サービスの提供●各種セミナー・相談会による金融リテラシーの供給●安定的な会員還元●金融商品・サービスにかかる対価●労金運動の活性化・資産形成に基づく取引深耕 (経営基盤強化)会員と協働したITの積極的な活用による提供による資産形成支援利便性の向上、事務業務改革・効率化金融リテラシー供給- 4 -「働く人の金融機関」といえばろうきんがイメージされる企業ブランディング2024年度は、第9期中期経営計画の最終年度となります。長期ビジョンにおいて第9中計は、「PLAN-S(Sustainable):持続可能な経営インフラの整備期間」と位置付けてきました。この間の取組みが、発展的に次期中計へと飛躍できるよう、そして長期ビジョンで描いた金庫の〈あるべき姿〉を確立するため、役職員一丸となって第9中計の到達目標であるKGIの完遂に向けて取組みます。金融政策が大きな転換点を迎えており、「金利のある世界」が間近に迫ってきています。また「貯蓄から投資へ」の流れが一層強まっており、勤労者に対する資産形成支援の重要性は一段と高まっています。働く人の生涯に寄り添い、「お金の相談するなら〈ろうきん〉」という存在となるため、業務改革の成果を相談能力の向上と相談体制の拡充に結実させ、〈ろうきん〉に求められる役割発揮を目指します。<2024年度重点実施事項>●営業店業務改革の成果発揮●リスクベースアプローチによる内部統制の堅確化●市場金利動向に対応した安定的収益の確保●資産形成支援方針に基づくバランスの良い資産形成支援取組の実践いつでも、どこからでもアクセス可能なネットワークRAF(リスクアペタイト・フレームワーク)の構築と健全なPDCAサイクルの確立人事戦略・人材育成IT戦略・豊かな生活の実現事務業務改革営業戦略収益リスク管理態勢の再構築伴(とも)に歩み 共(とも)に生きる     働く人たちの生涯に寄り添い続ける福祉金融機関■人生100年時代を豊かに生きることのできる資産形成をサポート■会員・推進機構と協働し現役世代に幅広く生活応援運動を実施■セカンドライフには、きめ細やかなコンサルティングを提供し資産寿命の延長に寄与■正確、堅実な事務処理の徹底による「安心して取引できる〈ろうきん〉」の実現■非対面チャネル、キャッシュレス決済機能の充実■職域のみでなく地域への営業活動充実による生涯取引の推進■営業店、ローンセンターの機能見直しによるサービスの拡充■個々の「強み」を活かせる人員配置による「やりがい」の創出、ESの向上■多様化する働き方に柔軟に対応した「働き続けたい」職場環境の醸成■多様化するライフプランに対応する提案型営業人材育成■店舗、エリアの枠組を超えてFCが協働しノウハウを蓄積・継承■大規模IT投資によりBPRを促進し「事務」から「営業」へ転換■縮小するマーケットに対応するための多面的な金融サービスの提供による経営基盤の維持、強化■資産形成額3,000億円増加の達成(金庫での資産形成者数および資産形成額をそれぞれ2割増加)■間接構成員150万人と1人あたりの預貸取引額300万円の達成(預金:2兆5,000億円、融資:2兆円)※「間接構成員」とは会員労働組合の組合員+未組織利用者を指す■OHR:75%長期ビジョンろうきん「進化」 「深化」 「真価」持続可能な経営インフラの整備期間働く人たちのチャネル・店舗戦略会員お客さま長期ビジョン(2020年度〜2029年度)第9期中期経営計画(計画期間2020年度〜2024年度)PLAN-S(Sustainable)信頼関係資産形成支援

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