東海労働金庫ディスクロージャー2024 CSR編
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ともとも日ごろより東海ろうきんをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。また、労働金庫運動の推進に多大なるご理解、ご協力をいただいておりますことに、厚く御礼申し上げます。2023年度の活動を広く皆さまにお知らせする東海ろうきんディスクロージャー誌「ROKIN DISCLOSURE 2024/東海ろうきんの現況」をお届けいたします。1年間の東海ろうきんの取組とその結果をご高覧いただければ幸いです。2023年度は、第9期中期経営計画(2020年度〜2024年度)後半3ヵ年の2年目として、長期ビジョンである『伴(とも)に歩み 共(とも)に生きる 働く人たちの生涯に寄り添い続ける福祉金融機関』となるため、会員の皆さまのご協力のもと、 ①働く人たちの生涯に亘って持続可能な〈ろうきん〉らしい資産形成支援、②「いつでも、どこでも、だれにでも」利用可能な利便性の高い金融サービスの提供、 ③ライフプランニングの基盤となる世代に応じた金融リテラシーの供給という3点を中心に、会員・お客さまとのより一層の信頼関係を構築するべく、各種施策に取組んでまいりました。商品・サービス面では、2024年1月より取扱開始となった新NISA制度を中心に、「貯蓄から投資へ」の流れが一段と強まっていることを受け、各種セミナーの開催やキャンペーンの実施を通じて、より充実した勤労者の資産形成支援に努めました。その他にも、一昨年度に商品制度を大幅に改定した「会員限定ローン パートナー」をはじめとする無担保ローンが引続きご好評いただいております。今後はWeb受付によるさらなる利便性の拡大を進めていき、低利なローンをお客さまに幅広くご利用いただくことで生活応援運動の推進に取組んでまいります。2023年度の国内景気は、新型コロナウイルスの影響も落ち着き、経済活動の段階的な再開に伴い、緩やかな回復基調を取り戻しました。円安の進行により外国人観光客が増加するなどインバウンド消費による好影響が見られるほか、原材料価格の高騰を商品価格に転嫁する動きから企業業績は上向いている一方、物価上昇基調が継続しており、家計の負担が増しています。実質賃金は減少傾向が続いており、勤労者を取り巻く環境は依然として厳しい状況です。東海ろうきんでは、生活応援運動をはじめとした勤労者支援に取組むことで、そのような環境下でも勤労者と家族が安心して生活できる社会の実現をめざしています。また、この取組を通じて会員・お客さまとの信頼関係をより一層強固なものとし、福祉金融機関としての存在意義・役割を発揮していきます。- 3 -皆さまには、今後とも一層のご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。2024年7月理事長 佐々木 龍也〜伴に歩み 共に生きる〜東海ろうきんは、働く人たちの生涯に寄り添い、豊かな生活の実現をめざします。

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