東海労働金庫ディスクロージャー2024 CSR編
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監査部事業活動に介在する様々なリスク東海ろうきんが使命を果たし、会員・利用者の皆様からの信頼や期待に応えるためには、リスクを適切に管理・コントロールすることが必要です。これには積極的なリスクテイクも含まれます。経営の健全性を維持することが必要です。東海ろうきんでは、理事会が制定したリスク管理方針に基づき、以下の体制でリスクを管理し、常務会においてタイムリーな実態把握と適切な対応策を実施しています。●リスク管理体制図- 27 -(2024年7月1日現在)関連部署監事会外部監査種類信用リスク所管部署(行動/投資)融資推進強化策の継続実施とミドルリスクの顕在化抑止● ミドルリスク層に対する積極的な与信● 会員利用比率上昇に向けた施策の実践● 途上与信管理の強化適切な預貸金利プライシング● 競争力と安定的収益確保のバランスをとり機を逃さない 適切な金利プライシングの実施営業店業務改革計画の遂行● 利便性向上・事務効率化・自動化・集中化投資● 創出労働力の営業活動転換資産形成支援方針に基づく取組の実践● 会員による組合員に対する資産形成教育へのサポート● FCによるライフプラン作成・ポートフォリオ提案力強化各部門による非財務リスクの特定と損失評価● 金庫業務の有する非財務リスクを特定● 顕在化した場合の損失と低減策のコスト比較評価融資部財務部理事会常務会経営政策委員会市場リスク流動性リスク事務リスク総合企画部業務部融資部各営業店・本部各部・子会社(自部署検査)ろうきんの理念を実現するため、積極的なリスクテイクによる推進と事務効率化に向けた投資を行い、働く人のための福祉金融機関としての役割発揮と、中長期的な収益の最大化による持続可能な経営を目指します。オペレーショナルリスクシステムリスク情報資産リスク人的リスク総務人事部業務部業務部(リスク認識/管理の高度化)2024年度特定した重大リスク● 与信信用リスクの顕在化による信用コストの増加● 金融政策修正による金利上昇● 預貸率の高水準維持による流動性リスクの顕在化● サイバーリスクの増大● 重大な事務ミスの発生による信用失墜● 事務コストの肥大化による労働生産性低下・停滞与信信用リスク● ミドルリスク層への融資実行額管理有価証券市場リスク● 債券ポートフォリオ全体の実効デュレーション管理預貸金利リスク● 金融政策修正による金利変動時の収益および流動性 影響分析の高度化流動性リスク● 預貸率の上昇による流動性低下と、その解消のために 想定外に発生し得る損失を回避する流動性確保非財務リスク(オペリスク)● 本部各部による非財務リスクの特定と評価対策本部コンプライアンス委員会有形資産リスクリーガルリスク総務人事部財務部(本部長:理事長)風評リスク総務人事部本部各部リスクテイク金庫における重大リスクの特定リスクアペタイト(許容するリスク/コスト)■RAFイメージ(2024年度)■リスク管理に関する基本的な考え方2024年度収益計画RAF

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